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シーボの日記

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祖母が亡くなった。


11月16日。水曜日。



祖母が亡くなったらしい。



「おばあちゃんが亡くなったから」

寝ぼけた頭ながらに母親から伝えられる言葉を理解し、
「ああ、そうなのか」と不思議と納得している自分と、
心拍数が上がってくる自分がいました。
とにもかくにも今日は通夜ということなので、
研究室の人たちにメールをして、
早朝から実家の岐阜に帰る準備。


僕には3つ年下の弟がいて、
彼の運転する車で実家に帰りました。片道4時間と少し。
富士山を見やり長い静岡県を抜け名古屋に到着し
尾張一宮のインターで降ります。

実家の前には親族の車がたくさん並び、
座敷には父や母、叔父や姉などが既にいました。

「綺麗な顔をしてるよ」

近所のおばちゃんが亡くなった祖母の棺の近くに腰掛けていました。
祖母が亡くなった後ではあるのですが、
親族たちが集まっていて不思議と賑やかな感じ(そういうものなのかもしれない)。

礼服も持っていない僕は急いで近くの礼服店に行き
黒服を買って来ました。
この年になるまで必要じゃなかったのは
それなりに運が良かったのかもしれません。

そして通夜の会場に到着し
読経を聞き、焼香を行なって帰宅してきました。
父親や母親、親族は会場で夜を明かすようでしたが、
姉の子供(つまり甥)などがいるため
僕ら兄弟は家に帰されました。


11月17日。木曜日。


昨日は朝早く訃報の知らせを聞いたため、少し寝不足気味。
午前9時に起床し、葬儀の会場へ行きました。
昨日と同じ会場で読経を聞き焼香。

葬儀会場で祖母の棺に花をみんなで入れました。
出棺の際に父親が嗚咽を漏らし始めて、
祖母の耳元で「ありがとうね」という言葉を聞いたときには
僕も目頭が熱くなりました。
父はいつも力強くて豪快な人でいままで泣いたのも見たこと無いのですが、
霊柩車に乗った父親を見ると、
こんなにも小さな背中だったのかな、と改めて思わされます。
火葬が終わり骨だけになった祖母を骨壷に入れ、
家に持って帰ってきました。


11月18日。金曜日。



今日は10時にお寺へ。
これで三日目になるのですがお経をあげてもらいました。
終わったあとは親族を集め座敷で食事。
寿司を食べながら親族で話をしていました。
故人を偲ぶ場でもあるのですが、
話題はそれにとどまらずいろんなことに及んだと思います。
親族を送り出したあとは部屋に戻っていたのですが、
ふと祖母の遺影の前に言ってみたら
父親が読経をしようとしているところで、一緒に読経してきました。
小さく丸くなった父親の背中の先に、
祖母と祖父の遺影があり、
それがこの世の中の順番を示しているようでもあり、
無性に悲しかった記憶があります。


そして19時に実家を出て、岐阜羽島駅から東京へ。
家に帰宅したのが22時過ぎ。






祖母とは僕が大学へ出るまで一緒に過ごしていました。
記憶に新しいのは祖父が亡くなったときのこと。
祖父の棺に物言わず佇んでいた祖母はどこか儚げでとても悲しかったです。
その頃から、かどうかはわかりませんが、
だんだんと寝たきりになってしまいました。
顔も合わせるのも帰省したときくらいで、
体調が悪くて起きていないこともしばしばでした。
祖父が楽しく語る側にいつも控えていて、
帰省のたびに笑顔で、ぎゅっと僕の手を握ってくれる祖母の姿が忘れられません。
いつも優しくて、優しすぎるくらい優しかったです。
今回ようやく祖父の元に逝けたのかな、と思うと、
悲しいというよりはむしろ良かったなあ、というのが
僕の正直な気持ちです。


この三日間、空がとても綺麗に澄んでいました。
祖父が亡くなったときもこんな天気だったなあ、と思い出します。
向こうでもおじーちゃんと仲良くいてね。おばーちゃん。









| 日々の出来事。 | 23:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

心から、お悔やみ申し上げます。

優れた、やさしいお孫さんたちに恵まれ、
ひ孫さんたちの幸せなご家庭まで見守られて、
お幸せな満たされた生涯だったと、
感謝されておられたことでしょう。
天から見守っていてくださいます。
これからも、がんばってください!

| nako | 2011/11/26 13:16 | URL |

>nakoさん
どうもです。がんばります!

| しぼにゃん | 2011/12/01 00:49 | URL |















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